想いの茸 開発秘話

想いの茸 開発ストーリー

北海道の長い冬が生んだ「想いの茸」

農業施設

株式会社日翔は、もともと建設業をしている会社です。

北海道では冬期間建設業の仕事が少なくなるため、何かいいビジネスをと探していた時に、地元の北海道銀行の紹介でしいたけ栽培を知り、2009年からしいたけ作りを始めました。

ここ中標津町は酪農地帯で、もともとやっていた建設業でも、牛舎を作ったりといった、農業に関わる建設が主な仕事でした。そのため、以前から農家さんの知り合いも多く、しいたけ栽培を始めるにあたっても、いきなり全く別の業種になったという感じはしませんでした。

「想いの茸」を育てる日々の発見や出会い

食のイベント

それでも、何もかもど素人からの始まりでしたので、最初は本当に大変でした。日々勉強で、新しい発見や出会いが「想いの茸」というしいたけを育ててくれます。

なかでも、北海道のしいたけ農家さん達との出会いは、すごく刺激になりました。同業者にもかかわらず、素人の私達にいろいろとアドバイスしていただきましたし、近隣の農家さんには、困った時に助けていただきました。

少しでも美味しいしいたけを作ろうと、試行錯誤の末、実際に出荷するようになってからは、道内の食のイベントなどにも積極的に出品し、少しでも多くの方に、「想いの茸」を知っていただきたいと、頑張っています。

そんな時、実際に食べていただいたお客様の「美味しいね」というひと言に、今までに感じたことのない感動をいただきました。そのひと言が、もっと美味しいしいたけを育てようという力になっています。しいたけ作りを通して感じた、発見や出会いに励まされて、今日も頑張っています。

「想いの茸」は地球を想う「エコしいたけ」

ハウス栽培

きのこの旬というと秋を思い出す人が多いと思いますが、北海道のさわやかな気候は、きのこ作りにはとても適しているんです。ハウス栽培ですので、ハウスの中は、一年を通じて気温や湿度を管理して、人工的に秋を作っているのですが、それでも、外気が似通った環境だと、操作しやすいという面があります。

一番心配なのは、やはり雪です。ハウス栽培の弱点は、雪が屋根に積もりハウスがつぶれてしまう恐れがあることです。それを解消するため、外側のハウスに空気を入れてドーム型にして、雪が積もらない構造になっています。この二層構造は、断熱性が高く、省エネルギー性にすぐれた構造です。

また、栽培ハウスの温度管理には、二酸化炭素を排出しない、ヒートポンプ式の冷暖房設備を採用しています。

北海道椎茸の「想いの茸」はこれからも成長します

想いの茸

今後とも、「想いの茸」を多くの皆様に味わっていただけるように、日々努力を重ね、さらに美味しさを追求してお客様に届けたいと思っています。

また、この北海道にはたくさんの生産者の方々がいます。もっともっと北海道のしいたけを知っていただき「北海道と言えばしいたけ」というぐらいの産地、そして「しいたけと言えば”想いの茸”」というぐらいのブランドにしたいと思っています。

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