よくあるご質問

想いの茸について

菌床栽培って何ですか?

しいたけの栽培方法は、菌床栽培と原木栽培があります。菌床とは、おがくずを固めたもので、それに菌を接種します。原木栽培は文字のとおり、原木に直接菌を接種する、自然に近い栽培方法です。現在、日本では、菌床8割、原木2割の割合で栽培されています。

菌床栽培は、ハウスの中で栽培するため、美味しいしいたけを作るために最も大切な温度管理を安定してできること、また、栽培のためのスペースや作業量などの面で、原木栽培よりも、コストを抑えられるといったメリットがあり、収量も安定的に確保できるため、美味しいしいたけを、価格を抑えて提供することができます。

しいたけに旬はありますか?

自然の中では、しいたけの旬は、秋~冬にかけてです。朝晩の温度差がつき、成長する条件が整い、雨も多いためです。菌床栽培では、ハウスの中で、温度や湿度など、常に「秋」の環境を整えていますので、一年を通じて、旬の状態のしいたけをお届けすることができます。

「想いの茸」って、どんな品種なんですか?

XR-1という菌種を使っています。形が良く、身の厚いしいたけが育ちます。

スーパーで売っているしいたけと、どんな風に違いますか?

一番は、身の厚さです。じっくりとていねいに育っているため、ギュッと身のしまったしいたけになっています。お客様からは、「しっかりとした噛みごたえと歯ざわりは、一般にスーパーで売られているしいたけとは、まったく別物」とのお声をいただいています。

子どもがしいたけが嫌いで困っています。

しいたけは、ビタミンB群が多く、豊富に含まれるエルゴステロールは、日にあたると、骨の形成に欠かせないビタミンDに変化します。お子様にはぜひ食べていただきたい食物です。うまみ成分であるグルニル酸は、加熱すると増加し、香りとうまみがアップしますので、お子様の好きな食材と併せて調理してみてはいかがでしょうか?

また、しいたけが苦手なお子様の多くは、「ぐにゅっとした食感が苦手」と感じているようです。「想いの茸」は、一般に売られているしいたけよりも身が厚く、食感も違って感じられるというお声もいただきますので、ぜひ一度、食感の違いをお試しください。

しいたけを調理するにはどうしたらよいでしょうか?

<しいたけ調理の基本>
○しいたけは洗うとうまみと風味が落ちるので、決して洗わないでください。「想いの茸」は、衛生管理を徹底して行っていますので、そのまま使って大丈夫です。もしどうしても気になる場合には、乾いた布で軽く拭く程度にして下さい。

○じくも食べられます。先の固い部分だけを切り落とし、十字に切れ目を入れて最初に焼いてから、カサの部分を焼くと、おいしくいただけます。

○バーベキューやホットプレ―トなどで焼く場合には、カサはひだを上にして焼いて下さい。しいたけは80%が水分でできています。水分がうっすらと出てきたら、火が通った合図です。

想いの茸をおいしく食べるオススメの調理方法を教えてください。

<しいたけチーズ焼き>
大判のしいたけを、カサを上にして焼き、水分が出てきたら、カサの部分にマヨネーズととろけるチーズをのせます。チーズが溶けたら出来上がり!お好みで、塩コショウ、刻みパセリなど。お子様にも人気で、札幌の大通公園で開催された「オータムフェスト」で出品したところ、大好評でした。

<しいたけの炒めもの>
しいたけを食べやすい大きさに切って、にんにくのみじん切りと、オリーブオイルでよく炒める。白ワインを少し加え、汁気がなくなるまで炒めたら、パセリのみじん切りを加え、塩コショウで味を調えます。パスタやパンとの相性もぴったりです。

<しいたけのバター焼き>
フライパンで炒めたり、バーベキューなど、しいたけに火を通したら、味付けにバターを使います。味付けの仕上げは、しょうゆか塩コショウなどお好みで。しいたけのおいしさをシンプルに味わえます。

<しいための肉詰め>
豚のひき肉に片栗粉、塩コショウ、長ネギのみじん切りなどを加え、しいたけのカサの部分に詰めて、フランパンで裏表しっかり焼きます。全体に火が通ったら、みりんとしょうゆで煮絡めます。食べ応えのあるごちそうおかずになります。

しいたけの保存方法について教えてください。

冷蔵保存は、ラップなどでくるんで、約1週間。乾燥保存は、約半年。冷凍保存は、約1か月です。冷凍する場合は、食べる時の大きさに切って、ひとかたまりにならないようにして下さい。調理する時は、解凍すると食感が損なわれるので、凍ったまま調理します。

どのぐらい日保ちしますか?

採取してから、冷蔵で約1週間です。採れたてのものをその日にクール便で送りますので、ほとんどの場合採取より2日後にはお手元に届きます。冷蔵の場合、到着後5日程度とお考えください。

到着後は、すぐに箱から出して上記の方法を参考に、保存してください。

自分で干しシイタケにすることはできますか?

基本的に、干しシイタケと、生しいたけは品種が違うのですが、もちろんご自分で干しシイタケにすることは可能です。干すことでうまみ成分がアップし、味もしみ込みやすくなるので、煮物には適しています。焼く場合には、やはり生しいたけでお召し上がりください。干ししいたけにする場合には、魚などを干す網に重ねずに並べ、カラカラの状態になるまで、天日干しにしてください。少しでも水分が残っていると、カビの原因になりますので注意してください。

安全性について気になります。衛生管理などについて教えてください。

衛生面では、大変気を使っています。栽培施設の清掃はもちろんのこと、パックセンターにおいても、手洗いや白衣の着用と徹底して行っています。

また、財団法人北海道薬剤師会公衆衛生検査センターで、平成24年4月17日に、放射能検査も実施しました。セシウム134、セシウム137、ヨウ素131の項目は、いずれも不検出という結果が出ています。検査結果(平成24年4月17日検査)は、こちら(PDFが開きます)をご覧ください。

施設・商品ともに安全・安心を心がけておりますので、どうぞご安心ください。

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